2009-03-10 アデュー3 読書 ロゴスの汀。 選びは忌避しえない必然性、抗いがたい力であるが、しかしながら、ある種の虚弱さを抱えた可傷的な[脆弱な]力である。この身代わりの思考は、ほとんど思考不可能な、ほとんど言語に絶するといってよい論理へと、私たちを連行する。 (P.107) 真理性を追い求める哲学のエクリチュールが波濤のように打ち寄せ滴と散るかに感じられる。語り得ぬものを語り続けようとする執念。。