2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

20100223

『意識の形而上学』(井筒俊彦、中公文庫)読む。途中まで。 不可視かつ不可触。さらに語り得ぬまでのものを相手にするとコトバが減る。真空、黒い穴、がそれらに近づくものを引き込むかのように。形而下の現象から形而上の抽象への道行きが辿る軌跡。「抽象…

20100213

武蔵小金井へ、家を改装する作業のお手伝いへ。一部屋、白ペンキをとにかく塗る。夢中になりすぎて、時間がどうでもよくなってた。夕飯にカレーのプーさん、行こうとしていたのに。。次回は必ず行くことにしよう。ペンキ作業、かなり好きみたい。ムラがなく…

そして、あらゆる傾向のうちの最大のものに最大の限定が課されねばならない。それは死すべき者と不死の者どちらとも敵対する巨人主義(タイタニズム)である。巨人主義は、無限のもの、限定されえぬものを憧憬する。これは現在の心理学において無限の自己の…

20100210

知識、続き。 知識として"体"から外化されたものは、道具に過ぎない、ように感じる。そこにペンがあって、それを使って言葉をノートへ書き付けるように。流出論も弁証法も布置(コンステレーション)も、それぞれ名前を充てられてパッケージされた、それぞれ…

20100204

0203 『意味の深みへ』井筒俊彦。ものがそのものである本質を探る事は、混乱を整理整頓するのに役立つ。概念的次元での混乱は、それが手に取れないものであるからこそ厄介になる。混乱/混沌は"そこ"にある。ゆっくり慌てず触れることを心がける。 節分。西…

現象について

今ここ、の現象(化)が、たとえそれが自分の「声」だとしてもその発声と了解との間の差異をもって、常に遅延するならば、純粋な現前は不可能となる。真実には決してたどりつけない。つまり、現象はその原理として衣装性を帯びる。故に現象の実在性はその客…

20100202

0131 弟の結婚式へ。いつまでもお幸せに。 0201 仏教の概史、概略をさらう。教判の流れは、読んでいてあまり心地よくなかった。ウチノ宗ガホントノ仏教ダと主張しているようで。。入門ということで圧縮して単純化せざるをえなかった書き方の問題なのかな。。…