20090908

0907, ヘヴン読み終える。重たい。重たい…。父について、また考えさせられる。3人いる!で演じた姉妹の父、その前から考えていた父と息子、その線上で。河合隼雄さんは父性を、関係性の切断を持って定義した。即ち「切る」者として。父性の持ち込みは、動詞として、切る、けれど、父性自体は、それ以前の状態として、すでに切れている、といえるのではないか。母性が子との肉体を介した直接的な関係を結ぶのに比して、父性は言語を介した、概念上の間接的役割としてその位置が与えられる。ただ、父性はもちろん、母性さえも、概念となる以上、実際の父母はそのどちらも兼ね備える。母も語りかけ、父も触れる。いや、ヘヴンはこんな話ではなかった。。とりあえず、アイデアのみ書き散らす。

0908, 読書、生きがいについてに戻る。漫茫漂譚届く。高校卒業後、10年ごとに編まれる文集。30で2冊目。面白い。面白い…。ちゃんと時間は過ぎている。