20101226

・メモ
水戸芸術館にて、大友良英さんによる展覧会『アンサンブル2010-共振』を鑑賞。
普段は音を「再生」する装置、レコードが回るターンテーブル、音(楽)を奏でるギター、ピアノ、スピーカー、イヤホン、レコード、カセットテープ…、などが、「再生」という機能を担うことでその「再生」源の音の背後に追いやられているとしたら。
装置自体の配置ーそのものを浮き立たせる、たんなる「再生」装置でなく
音の表れ方、それとの関わり方
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お昼に黄門そばを食べる。あたたかいけんちん汁につけ。おいしい。
お店の雰囲気も古い木の机の表面など、雑然さと整えが微妙にあいまって温かかった。
(そして量の多さ!)
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大洗鹿島線で大洗へ。レンタサイクルで海岸まで。長い長い海岸線、波、松の林。
打ち寄せ返すさざ波に共振を思い出すけれど、それは、作品としての明確な輪郭を持つ閉じられた固まりでなく、開かれた、いつの間にか、そこにいられるような入り口が用意されている触感を伴っていた。