揚棄

抽象の階段をどんなに登っても
目玉、視界、光
「きょうは…」、痕跡、秩序
クォーク、技術、概念
正しくはならなかった
内部、主体、権力、凝集、存在、意味
無限、他者、交換、破砕、不在、非知

つなをわたるようにみぎひだりをちゅういしておちないように、
おちたらこんどははねでとびながらじょうげのばらんすをとって、
じゅうりょくのないまたあしたね

シャワーを浴びようと見上げた先に登る太陽
足下の床はぬけ
いつのまにか
宇宙に
浮かんでいる