20090701

仕事はゆっくりとあせりながらすすめる。

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読書は、『デリダ論』ガヤトリ・スピヴァク。当初のテーマから段々離れてきた。そろそろ元に戻らないと迷いそうになる。倫理学の準備、人文学の意味、デリダ感覚、を細々と追ってきていた。
内田樹の教育論でたびたび取り上げられる「ブリコラージュ」の概念が登場してきた。もとはレヴィ・ストロースが未開の世界を観察しながら練った概念。これはまた別に考えたい。

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抽象的に過ぎて体を忘れがちになる。最近は歩きながら左右の骨盤、肩甲骨を意識。手も足も思っているよりももっと深いことに気づく。右肩が落ちてバランスが悪い。回すと首から肩にかけての筋が鳴る程凝っている感じ。

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基本的に、普段は間をとってゆっくり動いている。9月の音操作ではそうはいかないのだろう。間を抜かず精確に、いつもの間抜けを忘れて…。毎日少しずつでもそんな時間を作ること。