20091213

1211, 『神曲 地獄篇』を鑑賞@東京芸術劇場。ところどころでサイコシスの事を思い出しながら観ていた。開演前のアナウンスは思わず目を閉じて聞いていた。あの日々のように。これはパブロフの犬状態だったけれど。地獄篇は、一つのシーンに心を奪われた。まるでそれをいうためにこの作品がうまれたかのように感じられたほどに。届かないものへの呼びかけ。それが訴える強さは、ただ叫ぶ声のような"大きさ"だけによって届けられるのではなかった。
1212, 午前中からジョギング(&ウォーキング…)。久し振りに動いてみたら、体が何ヶ月も前の状態に戻ってしまっていた。。如実に表れてしまう。mmm... 夜は友人夫妻宅でカキ鍋をご馳走に。うまし。帰りがてら、友人と西荻窪で一杯。カベルネ・ソービニョン、一杯千円…、意外と高い。セリフで聞いてた時は、値段なんて意識していなかった。
1213, 午前中はのんびり。片付けをしたり。本やCDを整理した後、友人宅で棚作りのお手伝い。そのままお夕飯、にピッツァを注文。再び、うまし。nenovedさん、ご馳走になりました。
日々、、の充実。を感じた週末。なぜだか、たまに「両親の若い頃」なんてことを思いながら過ごしていた。自分が生まれた頃、家に遊びにきたはずの友人と過ごしていた時間、とか。二人とも健在であるのだけど。うららかな休日、食事を振る舞ったり、なにか日曜大工を手伝ったり、したりして。繰り返しているような気がしていたのかも知れない。何を? …小林秀雄の感覚を想う。
http://d.hatena.ne.jp/miyamotosatoshi/20090618